札幌から20代の女性作家2人がテトラにやってくるよ。

期間…2008年9月11日(木)〜21日(日)

リサーチ …11日〜14日 
公開制作…15日〜18日 13:00〜20:00
成果発表…19・20・21日 13:00〜20:00

9月21日(日)18:00〜 交流パーティ!!(差し入れ歓迎!)

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〜2008年秋、福岡に北からの風が吹く〜

北の国、北海道札幌から20代の若手女性作家2名が南の国、福岡にやってきます。

北海道へ向かおうとする私に、「”福島より北にアートはない”とよくいわれている」とそう言ったのは誰であったか。
今では様々な美術館がたち、プロジェクトが行われ、アートNPOだってある。
何やら北が盛り上がっている気すらする。
そこにアートがあるのか、ここにアートがあるのか、どこにアートがあるのか、それは正直なところ見えないけれど、何かをしようとしている若い人たちや、制作を続ける作家たちや、なにやら面白スペースは、実はどこにだってあるのだ。

(小山 冴子 / art space tetra, 3150)


今回は札幌にてアートの実験と環境作りを実践する集団として1998年より活動を続ける作家グループ「PRAHAproject」から、メンバー最若手の櫛引敦子と、同じく札幌にて勢力的に活動を続ける作家・澤口紗智子が福岡を訪れ、制作、リサーチ、発表などを行います。


櫛引 敦子
1985年北海道札幌生まれ。
2006年、札幌にてアートの実験と環境作りを実践する集団として1998年より活動を続けるグループ「PRAHAproject」に参加。以降、「漫画救済活動」をテーマにインスタレーションを制作、積極的に展覧会やアートイベントへの参加を行っている。また、札幌在住の作家資料をファイリングし、各地へ届けるプロジェクト「ノースマン」や、福岡から作家を招き展覧会を企画するなど、作品制作だけにとどまらず、札幌の内外を問わず多彩な活動を続けている。今回福岡では作品制作のほかに、県内のアートスペースをめぐり、福岡アートシーンについてのリサーチを行う予定。

澤口紗智子
1983年北海道北見市生まれ。
普段意識せずに過ぎ去ってしまうことのおおい、見つめること、見ること。その中に存在する目には見えない想いや情景、「視線」をテーマに作品制作を続ける。
作品はドローイングやパフォーマンスなど、その場所や展覧会によって形態をかえる。今回はart space tetraでの滞在制作の他に、各地でのパフォーマンスをつないだビデオ作品を制作する予定。