山内 桂 presents “大阪の風”

江崎 將史、西川 文章、山内 桂、アキビンオオケストラ

期日…2007年10月21日(日)
開演…18:30
開場…19:00
料金…2,000円(1ドリンク付)

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大分在住の世界的即興演奏家山内桂presentsライブ第2弾。今回は関西の先鋭的演奏家2人を招聘。トランペット、ギター、サックスそれぞれの透徹としたソロと、空き瓶だけによるオーケストラ演奏。


江崎 將史
1969年生まれ。トランペット。
内橋和久の”即興道場”「ニュー・ミュージック・アクション」に参加。以来即興演奏を軸にするライヴ活動を展開する。2000年前後に、トランペットを「金属の管である」と再定義。完全にアコースティックでありながら、接触不良をおこした電子楽器のようなユニークなサウンドの演奏、さらにはトランペットが「本当に吹奏楽器であるのか」と問うようなラディカルな演奏?=パフォーマンスも行っている。即興演奏ではhibari musicからのソロ3作の他、国内外の多くのミュージシャンとセッション、録音を重ねる。また、身の回りの 生活廃品などを使用した演奏にも取り組んでおり、ポータブル音響オーケストラ、「アキビンオオケストラ」を主宰。その他、今夏Headz/Unknownmixよりアルバムをリリースしたホース、大友良英のONJO等にも参加。art space tetraでは昨年、チェンバー・ロックスティディ・バンドPOPOとしてはかなく、美しい演奏を披露した。


西川 文章
1975年生まれ。ギター。
即興演奏家として国内外の多数の演奏家(マルタン・テトロー、オーレン・アンバーチ、アネッタ・クレプス、アンドレア・ノイマン、アレッサドロ・ボゼッティ、アルフレド・コスタ・モンテイロ、HACO、内橋和久、小池寿浩、小島剛等)と共演。また、かきつばた、ホアン海、ブラジル等のロック,ポッポスよりのバンドでも活躍する。2つのCDを発表しているティム・オリーブとの即興デュオ「スーパーナチュラル・ホット・ラグ・アンド・ノット・ユースト」では、エレクトリック・ギターを使用
し、ノイズともレダクショニズムとも言えない形容不能な奇天烈物音サウンドを展開している。art space tetraでは昨年、デイル・バーニングとのデュオとして梅田哲也作品『静かぬ。』と共演。暗闇での演奏で、優れた「耳」の持ち主であることを証明した。今夏惜しまれつつ、その活動に終止符を打った大阪新世界ブリッジの敏腕エンジニアとしての顔も持つ。グルー・ディスク主宰。
http://gule.pupui.jp/


山内 桂
1954年生まれ。アルト&ソプラニーノ・サックス。
90年代中頃、西野流と呼ばれる呼吸法を学ぶと、「音そのものの響き」を強調した独自奏法の探求へとコペルニクス的転換を遂げ、注目される。2004年、初のソロ・アルバム『Salmo Sax』を発表。折からの新しい即興演奏の動向の渦中で『Salmo Sax』は英国の先鋭的音楽雑誌WIREで高い評価を受ける。今年1月には2枚目のソロとなる『Patiruma〜波照間』を発表した。その他の録音作品には、ミッシェル・ドネダ(ソプラノ・サックス)とのデュオ・アルバム『ラ・ドラーシュ白雨』(IMJ、2006)やトーマス・コルバー(ギター)、クリスティアン・ヴェーバー(ベース)と のトリオ『 Signal To Noise vol.2』(For4Ears, 2007)がある。今夏も10ヶ所以上に及ぶ長期のヨーロッパ・ツアーを敢行。今秋より東京での新企画のライブ・シリーズが控えている(「Salmo Rise」)。 
http://salmosax.com/

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