“HYBRID NIGHT”
ロイック・ストゥラーニのハイブリッド・ナイト
「沖縄・文化チャンプルーElectric Sanshin」上映会
& チャンプルー料理
& ごちゃまぜ音楽 by dj Leonardo
期日…2007年06月30日(土)
時間…19:00 スタート
料金…1000円(1ドリンクとロイックによる軽食付き)
1977年、イタリア人の父とフランス人の母との間に生まれ、ローマ→ロンドン→沖縄→福岡と移動を続けているロイック・ストゥラーニは、短編実験映画などの制作に取り組んでいる映像作家。テトラにおいては、秋吉台国際芸術村にアーティスト・イン・レジデンスに参加するのでお別れにと(たった三ヶ月間だけのお別れなのに)自慢のカレーを振るまう『わカレー』というミニイベントを一月に催した。また四月にはそのレジデンスで制作した山口の郷土料理「けんちょう」に関する新作のビデオ作品の他、沖縄滞在時に地元の人にインタビューし紅型を用いてアニメーション化した実験映像作品などを、詩人の鍋島幹夫氏の映像作品とともに上映するイベント『RUBBING EYES WITH A DRY TONGUE』(お手製「けんちょう」付き)を開催した。今回は、東京のUplinkで上映され福岡では初披露となる作品「沖縄・文化チャンプルーElectric Sanshin」を上映し、さらにはロンドンで教わったインド料理や、沖縄のイタリア料理店で教わった台湾料理など、各国の料理をチャンプルーした彼の創作料理を頂く。
「沖縄・文化チャンプルーElectric Sanshin」に登場するのは、映画「ナビィの恋」の監督・中江裕司、オジィ役の登川誠仁、リンケンバンドでおなじみの照屋林賢と上原知子、戦争を体験した版画家・儀間比呂志や、版画家・名嘉睦稔など、写真家・作曲家・建築家・ミュージシャンなど。中国、台湾、アメリカそして日本とさまざまな国の文化をごちゃまぜにしていく沖縄の概念「チャンプルー」。しかし、イタリアにいた頃から興味を抱いていたこの概念や「癒しの島」などのイメージが、観光のために作られたイメージであることにロイックはインタビューを重ねていくにつれ気付いていく…。
沖縄・文化チャンプルー Electric Sanshin
2005 / Italy / 49min. / Japanese / 8mm + DV CAM / Color
監督・製作・編集:Loic Sturani
出演:石川真生 伊敷幸典 伊波勇道 今井照光 かっちゃん 儀間比呂志 喜屋武幸雄 金城久美子 高坂亘 杉本信夫 知花竜海 照屋忠敏 照屋林賢&上原知子 中江裕司 名嘉太一 名嘉睦稔 登川誠仁 真喜志好一 宮永英一 山城知佳子 琉球ディスコ Mohammed Bouri