山内 桂 “Patiruma”

山内 桂, tomi

期日…2007年1月28日(日)
開場…19:00
開演…19:30
料金…1,000円(1ドリンク付)


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「この楽器の源流を探ろうとする音楽家や最先端を探ろうとする音楽家は多いが、僕はその中間を探りたい」

巧まず、構えず、自然体でありながら、まったくもって「過激」なサックス奏者山内桂が、ファースト・ソロ・アルバム『Salmo Sax』に続く続編『Patiruma - Salmo Sax 2』を1月22日に発表するのを記念し、単独ライブを開催します。

硬質で抽象的でありながら、どこか懐かしく温かい山内桂のサックスを存分に!


山内 桂 
学生時代、フリー・ジャズに傾倒後、徐々に完全な即興演奏のへと進む。大分に在住し、内外のさまざまなミュージシャンと共演する他、ミルフォード・グレイブス、デレク・ベイリー、ペーター・ブロッツマン等の来日公演に関わる。90年代の中頃から西野流と呼ばれる呼吸法を学ぶと、演奏スタイルは劇的に変化し、「音そのも のの響き」を強調した独自の即興演奏の探求を始める。2002年に大友良英に「発見」され俄かに注目を集めると、会社員を辞し、音楽活動に専念。2004年、初のソロ『Salmo Sax』を自身のレーベルSalmo Fishing Associationから発表する。『Salmo Sax』は英国の先鋭的音楽雑誌WIREで高い評価を受ける。昨年は、ヨーロッパツアーで意気投合したフランスの即興演奏家ミッシェル・ドネダとのサックス・デュオ・アルバム『ラ・ドラーシュ 白雨』をImprovised Music from Japanから発表した他、東京で活躍する先鋭的な演奏家を招聘し、『東京最前線』と題したツアーを九州で敢行した。ソロ演奏のほかにも地元のミュージシャンとサルモバンド、ペナンペなどのグループなどで活動。セカンド・ソロ以降は、元ナハトルフトのギュンター・ミュラーのレーベルFor 4 Earsから、ジェイソン・カーン、ミュラーとの共演CDの発売が予定されている。
http://salmosax.com/