山内 桂 presents “東京最前線”

山内 桂、tamaru、吉村 光弘、高橋 琢哉

期日…2006年09月22日(金)
開場…19:00
開演…19:30
料金…2,000円(+1ドリンクオーダー)

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(「東京最前線」は)東京において確実なスタンスを持って誠実に音楽を見つめ実践している音楽家を紹介する企画。大分在住の山内の東京での活動、コラボレーションにより実現。山内を含め、4人のソロを中心に構成。かれらは情報過多な東京の中でよくありがちな「よいもの」が抜け落ちる状況下、知名度こそ高くないが、まさに東京、日本の音楽シーンの最前線で活動している。また彼らに共通しているのは各々がイベント企画、先鋭的な音楽や音楽家を応援していることだ。三人は今回初めての九州公演となる
―――山内桂


山内 桂 
1954年大分県別府市生まれ。
松山の大学でサックスとフリー・ジャズ、そして即興演奏を始め、内外のさまざまなミュージシャンと共演する他、作曲も行う。また並行して、ミルフォード・グレイブス、ハン・ベニンク、デレク・ベイリー、トリスタン・ホンジンガー、ペーター・ブロッツマン等の初来日松山公演の主催に関わる。以後 '02年10月までの通算23年半を会社員として過ごす傍ら、地方都市で自主的な音楽活動を続け、即興演奏や、ペナンペ、サルモバンド等のグループで活動、自身の音楽を磨く。現在、音そのものの響き、細胞レベルのコミュニケーションによる独自のサウンド・アート、“Salomo Sax”を展開。ソロを中心に国内外で活動中。大分市在住。
http://salmosax.com/


tamaru 
1963年、東京生まれ。
ベースギターを使用したドローン的な即興演奏を中心に活動。また電子音響作品としてzero gravityから「夢の途中」など3作をリリース。自主レーベル1040/1050からは自作発表の他、吉田アミ1stアルバムおよび杉本拓、今和泉皓文らの即興演奏オムニバスをプロデュース。オムニバス参加は不知火/360°、佐々木敦氏主宰meme、Improvised Music from Japan、英ash international、他。非売品レーベルuran!discを新設、異色の流通展開を実験中。
http://www12.ocn.ne.jp/~tmr/


吉村 光弘  
1973年、神奈川県生まれ。
マイクロフォンとヘッドフォンスピーカーとの間に引き起こされる、アコースティック・フィードバック音を使用した演奏を行う。出力装置そのもとなる、ヘッドフォン・スピーカー自体を(半)操作することによって、音に干渉し、音を観察する。「Improvised Music from Japan 2005」(IMJ-306/7)にソロ音源を提供。また“(h)ear ring”企画を継続的に主催し、先鋭的な音楽家の紹介を続けている。最近、杉本拓、角田俊也と共に音と言葉をめぐる批評誌/フリーペーパー「三太」を編集、発行。
http://www16.ocn.ne.jp/~hearring/


高橋 琢哉  
1975年、東京生まれ。
ギター、コンピューター、日用品などを使って即興演奏を中心に活動。1999〜2005年、舞踊家・田中泯のソロ演出作品などの音楽を現場演奏で全面的に担当。国内外で150以上の舞台に参加。現在は芸術や表現の一形態としてでなく、人間のネットワーク機能を見直す有効な存在形態として音楽をとらえなおす、新たな活動のための準備中。主催イベントとして真っ暗闇での“Echo inn”を展開中。
http://takuya1913.jugem.cc/



※吉村光弘氏編集のフリーペーパー「三太」vol. 1〜3はテトラで手に入ります。

[organiser] Katsura Yamauchi
[support] art space tetra