福岡のアートシーンを軸に、「その人」に迫るトークイベントシリーズ。
作品、表現、様々な活動を紹介しながらも、それを生み出す人の魅力、姿勢に向き合えるイベントになればと思います。
約3年ぶり第3回目の今回も art space tetra の忘年会を兼ね、2階で呑み食いしながら、1階では精力的に活動をしている作家や美術関係者によるトークを繰り広げます。
1F:トーク会場
2F:忘年会会場
【タイムテーブル】 ※途中入退場可
18:00〜19:00|齋藤秀三郎・生島国宜
19:15〜20:15|加茂昂・加藤笑平
20:30〜21:30|土屋貴哉・宮田君平(聞手)
21:45〜22:45|趙純恵・正路佐知子
【登壇者プロフィール】
齋藤秀三郎
1922年宮崎県西都市に生まれる
1952年福岡市立姪浜中学校に理科教員として赴任
1957年九州派に参加
1959年グループ西日本に参加
1983年麻生学園美術講師に赴任
1984年頃メゾチントによるキャベツのシリーズを始める
多数の国内外の展覧会に参加
生島国宜
1980年福岡県春日出身。武蔵野美術大学油絵学科卒業後、2007年より福岡を拠点に活動。絵画、インスタレーション等の作品を発表している。art space tetraでは本の紹介イベント「羅針本」を企画するメンバーの一人。その他、不定期でアメコミ普及ユニット「Fantastic popcorn boys」として活動。
加茂昂
1982年東京生まれ。東京芸術大学美術研究科絵画専攻修了。 3.11後、 「絵画」と「生き延びる」ことを同義に捉え、心象と事象を織り交ぜなが ら「私」と「社会」が相対的に立ち現われるような絵画作品を制作する。
○活動履歴
1982 東京都出身
2008 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2010 東京芸術大学大学院絵画研究科修了
○個展
2018 追体験の光景 (原爆の図丸木美術館) 埼玉
2017 その光景の肖像(つなぎ美術館)熊本
2017 風景と肖像のあいだ (island japan) 東京
2017 追体験の絵画 (広島芸術センター) 広島
2016 土に死を生ける(橘画廊)東京
2016 逆聖地(橘画廊)東京
2012 【絵画】と【生き延びる】(island MEDIUM)東京
加藤笑平/Showhey Kato
1983年東京都柴又生まれ。2005年より熊本県天草市、2013年より福岡市在住。
美術家。環境とそこに積み重なる土地のそのものが持つ物語や記憶に思いを馳せ、それを取り出し、取り込み、咀嚼し、そこからモチーフを炙り出し、絵画、パフォーマンス、インスタレーションをその土地で展開して他と自や実や架空などの相対するようで同居するものの境界線をさらに曖昧にして今を問うことを好む。
2018年の個展は IAFshop*『古墳のまわりをはしる』、つなぎ美術館『だぶるやまのは/overlapping mountain by future for my here -』
元天草在郷美術館館長。
塩作り、米作り。
karma studioメンバー。
https://showheyhot.wordpress.com/
土屋貴哉
1974年東京都生まれ。アーティスト。2001年東京芸術大学大学院修了。90年代末より、日常を支える環境化した環境物、環境システムへ、きわめてシンプルな方法で介入をほどこし、知覚に揺さぶりをかける作品を発表。それらは、映像・写真・平面・立体・インスタレーションなど、多メディアに渡り展開される。近年はウェブ上で展開するネットアートシリーズも開始。2014年国際メディアアート展「FILE SP 2014」(サンパウロ)日本代表作家選出。2016年より佐賀大学准教授着任。
趙純恵(チョウ スネ)
東京生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
福岡アジア美術館学芸員。
正路佐知子
岡山生まれ。
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修士課程修了。
福岡市美術館学芸員。