2017年6月10日 (土)・11(日)
料金:¥1000 + 1ドリンク(¥500)
プログラム
【上映】
『花物語バビロン』+『バビロン2 -THE OZAWA-』
10日(土)start 15:00~ / 19:00~(2回上映)
11日(日)start 18:00~(1回上映)
【トークセッション】
6月10日(土)17:30~18:30(上映前後どちらでも参加できます)
トーク:行友太郎
聞き手:大杉聖児・森元斎
空族『バンコクナイツ』の公開を受け、バンコクナイツへの道を辿る上映会を開催します。
今回の上映会では、空族の相澤虎之助監督作品『花物語バビロン』(1997)、『バビロン2 -THE OZAWA-』(2012)のバビロンシリーズを2作品併せて上映します。
また6月10日(土)は、『花物語バビロン』の撮影を担当し、出演もしている行友太郎氏をお招きしトークセッション を開催します。空族の前作にひき続き『バンコクナイツ』パンフレットにも「この手で築く地上の楽園」を寄稿し、空族作品に影響を与え、"チョッケツ"してきた行友氏から『花物語バビロン』撮影当時の話や、空族映画とは何なのか?について語って頂きます。聞き手は『バビロン2』に楽曲提供をした大杉聖児(バンコクナイツFUKUOKA)と、今年3月に「アナキズム入門」を出版した森元斎(思想家)。
福岡初上映!貴重な機会をお見逃しなく。
バビロンシリーズとは:
東南アジアをバックパッカーとして放浪した相澤監督の経験をもとに
アジアを支配する裏経済「武器」「麻薬」「売春」の存在を
浮き彫りにするシリーズとして撮影された。
「花物語バビロン」は「麻薬」、「バビロン2 -THE OZAWA-」は「武器」を
それぞれ中心に捕らえ製作されている。
『花物語バビロン』
ドキュメンタリーな映像の断片と圧倒的な情報量が織りなすグルーヴ。
バックパッカーの辿り着く天国と地獄。
バンコクナイツで幾度となく問われる楽園の正体は?
既に今作からその探索と渇望の萌芽を感じ取る事ができる。
(1997年 / 8mm -> digital / 46分)
スタッフ
監督・脚本 相澤虎之助 / 撮影 相澤虎之助 行友太郎 /
編集 相澤虎之助 池原由起子 / 音楽 前瀬宗佑 佐々木力也
キャスト
柳田祐記 / 安田豊久 / 行友太郎 ほか
『バビロン2 -THE OZAWA-』
「歴史はそれを許さない」
ベトナム戦争を軸に欧米列強の思惑と弾薬が入り乱れた土地。
その記憶との四次元的交感がやがて革命の扉を叩く銃声を轟かす。
「国道20号線」~「サウダーヂ」と並行して記録された空族作品の最重要ターニングポイントとも言える作品である。
(2012年 / 8mm -> digital / 45分)
スタッフ
監督・脚本:相澤虎之助
撮影:相澤虎之助・富田克也・河上健太郎
編集:相澤虎之助
音声・音楽監修:山崎巌
タイトルイメージ提供:長谷川学(風の前の塵・AKS-47, Pencil and colored pencil on paper)
キャスト
富田克也 / 伊藤仁 / 鷹野毅 ほか