Thomas Tilly (from France) / Ryoko Matsuoka / sahyne bowden
date : November 5th, 2016
time : 19:00 open / 19:30 start
ticket : 2000yen + 1drink order (500yen)
出演:Thomas Tilly(フランス)/ Ryoko Matsuoka / sahyne bowden
期日:2016年11月5日(土)
時間:19:00 開場 / 19:30 開演
料金:2000円+1ドリンク(500円)
www.fissur.com
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010656098550
https://soundcloud.com/thomas-tilly
https://thomastilly.bandcamp.com/
https://www.youtube.com/watch?v=cpE_twFpqc8
Biography
略歴: トマ・ティリー、アーティスト/作曲家、マイクロフォンを創作の主な手段とする独学の音楽家。2001年にミュージックコンクレートのソロプロジェクトとして Tô (トー) を開始、自身が録音した環境音の音源の使用やファウンドオブジェを操作し音を生み出すことが彼の作品の中心をなしている。
リリースされた オーディオ作品はそれ故、ある特定の場所で一定の期間に展開されたオリジナルプロジェクトの成果となる。その場の構造を仔細に検証し、自分の主観を排しな がら彼自ら感覚を環境に同化することで作品が生み出される。
トマ・ティリーはまたインスタレーションを行うことでの作曲活動も行なっており、サイトスペシフィックな音への探求のために形作られる様々な装置の配列は、特定の場所/状況で直接音の採取/発信を可能にする等、彼の音楽を発展させるのに一連の論理、方法を示している。
彼の作品を扱うレーベル;
Assenraum, Aposiopèse, Fissur, Césaré, Circum disc, Cook an egg records.
またコンピレーションアルバムにも参加している。主な詳細はサイトにて。
Script geometry / スクリプトジオメトリー、作曲プロジェクト
https://label-aposiopese.bandcamp.com/album/script-geometry
森を一つの街とみなす、ある一つの構造物、幾つかの層と垂直性から成り立つ一つの全体として想像しよう。其処では、ある信号が反応しあったり妨げあったり、もしくは全く干渉し合わずに存在している。
交信がピークの時間、停滞している時間がその空間に充溢と間隙という変化を生んでいる。意味を読み取ること のできないそれらのことば、その密度を聴くことが、私達の耳を試し、時に現代音楽を想起させることもある。
複数の言語や文化の絡まりの中にいる私たちは、 今、テクノロジーを介して音を聞くことと自然の発するアコースティックな事象を聴くことを「…みたいな音がる、、、。」というように近しく感じることができる。音色、響き、それらの構成等、熱帯林には音楽のように、エレクトロニクスのように、電子的なノイズを奏でるものが存在している。何にせよ、それはこの森を構成する小生活圏であり、彼らの誕生のずっと後の時代に存在する特徴を描き出しながらこれらの音を生み出しているのだ。
その濃密な音を調査したい、これらの類似の特徴をなすフォルムを引き出してみたい、スクリプトジオメトリーはそんな発想から生まれたものだ。それらの音を抜き出し、シンセサイザーの回線を組むように再配置する。シンセサイザーの音のように、その森から生まれた信号を使ってそれらの層、それらの為す垂直性を違った順序で織り直す。その森のスペクトルを解剖し、ただ、聴くことのみが明かすことの出来る何かを追求している。
トマ・ティリー
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https://soundcloud.com/thomas-tilly
https://thomastilly.bandcamp.com/
https://www.youtube.com/watch?v=cpE_twFpqc8