w/ Sound Renovation Band / Mitsuo Morooka
date : July 26th, 2014 (Sat)
open : 7p.m. / start : 7:30p.m.
ticket : 1000yen+1drink order (500yen)
w/ サウンド・リノベーション・バンド / 諸岡光男
※予定されていた miki yui さんの出演は、本人の体調不良のため中止となりました。
miki yui さんの演奏を楽しみにされていた方々には、まことに申し訳ありません。
日時:2014年7月26日(土)
19:00 開場 / 19:30 開演
料金:1000円+1ドリンク(500円)
音空間に対して対照的なアプローチを試みる二人の作家の共演。miki yuiの『スモール・サウンズ』(音の記憶のかけら)と中島吏英のオブジェクトの音、そこから現れる音楽的もしくは彫刻的空間が変化するプロセスを一緒に体験する。
出演:中島吏英 / サウンド・リノベーション・バンド
(予定されていた miki yui さんの出演は、本人の体調不良のため中止となりました。miki yui さんの演奏を楽しみにされていた方々には、まことに申し訳ありません。)
coordination : ヒラバヤシマコト
(写真 手前:中島吏英 / 奥:miki yui)
miki yui(ミキ・ユイ)
東京生まれ。1995年にドイツに渡り、ケルン・メディア・アート・アカデミーでアンソニー・ムーア(スラップ・ハッピー)に学ぶ。1998年より「スモール・サウンズ」をコンセプトに英欧、韓国、香港、日本でインスタレーション及びコンサートを行う。サウンド・アートの大御所、故ロルフ・ユリウスとのコラボレーション作を伊 e/static からリリース。故クラウス・ディンガー(ノイ!)とは、公私に渡るパートナーとして、Japandorf、Klaus Dinger + Japandorf のアルバム制作に関わり、共同プロデュース作「Magina」を 2010年に Horen からリリース。2011年の鈴木昭男との共演「Zwei:ふたり」以来 3年ぶりの帰国公演を行う。
*miki yui の作品は躍動するエーテルの森に 棲息している。(アンソニー・ムーア)
*抽象的な音の振動というよりも、窓の隙間から忍び込むすきま風や、風に散らされて空に舞う花の種のように生々しく肌を撫で、いつのまにかどこかへと消えて行く。(椹木野衣)
*imaginary で marginal な浮遊する音たちであり、そして、体の中に浸透し、わたしたちの内面に作用する magical な音でもある。(畠中実 I.C.C.)
中島吏英(なかじま・りえ)
東京藝術大学で美術史を学んだ後、イギリスに渡りチェルシー芸術大学、スレード芸術大学で彫刻を学ぶ。2002年より音を主体にした作品を制作。物質、音、建築空間を用いたインスタレーションを主に手がける。イギリス、欧州各国、中国などで展覧会、作品発表を行っている。デヴィッド・カニンガム、デヴィッド・トゥープ、フィル・ニブロックらとの交流もある。
*プラスチックのバケツ、カップ、あっちこっちに植物のように這っているワイヤー類、電機部品のスクラップ、名前のない小さな装置。rie nakajima は、彼女のマーケットの店主のように、とても静かに厳かにそこに座っている。パフォーマンスは始まっていない。けれどすでに事は始まっている。(デヴィッド・トゥープ)
サウンド・リノベーション・バンド
2010年、九州大学藤枝研究室のメンバーを母体に結成。これまで、リノベーション・ミュージアム冷泉荘(福岡市博多区)、旧上色見小学校(南阿蘇)、臨界 3R ステーション(箱崎ふ頭)、雲仙岳災害記念館(島原半島)などで、その土地の廃材を用いた楽器を制作・展示。また、子どもを対象にした楽器づくりワークショップや、一般向けセミナー、コンサートを不定期開催。廃材特有の質感やその多様性から音を見出す過程を通じて、身の回りの資源や廃棄物との新たな関わり方を提案している。現在、NPO 法人筥崎千年音楽舎の所属団体として、福岡市東区を中心に活動。
諸岡 光男
2006年より音/光(映像)を変化させるパフォーマンスを始める。サウンドとビジュアルの可能性を探っている。