吉原宏紀 個展 "GURU GURU"

道端に転がっている石や森に落ちている木、本来ただ朽ちていくものを立てる。

この不自然な力の顕在化に彫刻の起源があるのではないか。

大学卒業の前後から拾った木や枝をひたすら磨き塗装する作品を作る。彫刻の成り立ち、原始の文化、宗教、日本をキーワードに思索をしつつ、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップなどのロックスターの写真、キラシール、ラッカースプレーなど身の回りのものや影響を受けたものを通じて作品化している。

ポップで宇宙っぽく、泥臭い作品を展開中！！！

吉原　宏紀　YOSHIHARA KOKI
1982 福岡生まれ
2007 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業

個展 / solo exhibitions
2006「taxidermy」peacegallery
2007「All Tomorrow's Parties」ZAIM
2009「吉原 宏紀展」秋山画廊
2010「散策する 翻訳する」mograg

グループ展 / group exhibitions
2007「緑化する感性」青梅市
2007「多摩美術大学卒業制作展」多摩美術大学
2008「GEIAImuseum#２」東京ビックサイト
2009「selection」op.00302
2010「ネズミ講展」void＋
2011「中之条ビエンナーレ2011」四万温泉・山口湯前神社
2012「大・宇・宙・人・展-銀河の果てに連れてって-」ビリケンギャラリー
2012「NEW CITY ART FAIR TAIPEI」（台北）

その他の活動 / another works
mogragmagazine vol.３「GIANT」に作品寄稿。
tokyo graffiti#091「お小遣いで買える！次世代アート２６０！！」に作品寄稿。
沖冲.個展「天さらし」excube(大阪）に沖冲.氏の絵を元に立体作品を制作、展示。

特別鼎談　「芸術は筋肉だ！」
期日：6月8日（土）19:00より
出演：吉原宏紀 / 近藤祐史 / 古賀義浩（以上、彫刻家）
司会：生島国宜（画家）
鼎談終了後にパーティーを予定しております。参加費無料

「芸術は筋肉だ！」とタイトルは付けてみたものの、たぶん誰も筋肉の話はしないんだろうな〜〜。

彫刻作品はもとより、彫刻家という人間に強い関心を抱いて来た、画家・生島国宜が、若き彫刻家三人に鋭く迫る！・・・んじゃなかろうか？　立体作品を作るアーティストは多くとも、"彫刻家"と呼ばれる人間は圧倒的に少ない。その希少人種を三人集めて「彫刻」を中心に語る機会もこれまた滅多にないはず。きっとおもろい話が聞けるはず！　入場は無料！　ぜひご来場ください！

そして！　トークイベント終了後の打ち上げでは、テトラ・メンバー諸岡光男謹製の "まぼろしのモロカレー"（有料）が供される予定！　これまた期待して待て！（酒、つまみ等の持ち寄り大歓迎します。）

※ 当日の鼎談の模様を文字と写真にして特集ページにアップしました！ こちらからどうぞ。