2010.04.03(sat)
19:30 start
¥1,500(inc. 1 drink)
期日…2010年4月3日(土)
時間…19:30 start
料金…1,500円(1ドリンク付)
wanted : participants who can bring own sax to play.
Katsura Yamauchi http://salmosax.com/
3月にデンマークのレーベルから『Asami(朝見)』と題されるCDを発売する山内桂のソロとワークショップメンバーによるライブ。
ワークショップ=ライブに参加をご希望される方は、art space tetraまでご連絡ください。条件はサックスをご持参いただける方とさせていただきます。
サルモサックス・アンサンブル(salmosax ensemble = sse)・ワークショップ
「サルモサックス・アンサンブルの基本コンセプトは、サックスのみによるアンサンブルで音(楽)の探検をすることであり、私のアイデアを実現発展させるための一表現形態です。即興と曲、あるいはその狭間にあるものを組み合わせて、自分の内にある響きを発見したり表現したいのです。実験の要素もありますが、決してそれが目的ではなく、最終的には音によるコミュニケーション(感動)が目的です。強制や暴力によらない、あるいは自他を否定せず、自主性や自発性によって各個人の可能性を引き出す有機的な方法論の私なりのひとつの回答でもあります。今後どのような展開をするかは、その時々の閃きに任せていきたいと思います。」
「具体的には、半自動的な即興方法(曲)をメインに考えています (半自動即興 = semi-automatic improvisation と名付けました)。主観と他観、個と全、を並存させ、深い音楽的感動を体感するため の平易なシステムによる現代的なサウンドです。一定のルールに従って各自が歯車としてかつ主体的に演奏することにより、自己中心に陥らず感情に走らず、意図的ではない自然に出てくる個性と音と共演者とが直接つながって有機的音楽が実現することを目指します。それに加えて楽譜による曲などを組み合わせて展開させていきたいと思っています。」
とは言えお気軽に。
山内桂 http://salmosax.com/
1954年生まれ。アルト&ソプラニーノ・サックス。
90年代中頃、西野流と呼ばれる呼吸法を学ぶと、フリー・ジャズ、フリー・インプロヴィゼーション的な演奏から、「音そのものの響き」を強調した独自奏法の探求へとコペルニクス的転換を遂げ、注目される。
2004年、初のソロ・アルバム『Salmo Sax』を発表。折からの新しい即興演奏の動向の渦中で『Salmo Sax』は英国の先鋭的音楽雑誌WIREで高い評価を受ける。
毎年日本全国(東北~沖縄)をツアーするほか、ヨーロッパ、アメリカにも定期的に訪れている。
昨年は、地元大分のアート・フェス「混浴温泉世界」に参加し、その時の模様が最新作『Asami(朝見)』として、デンマークのレーベルより今春発売。
-discography-
*solo
2004, Salmo Sax, salmo fishing association SFA001.
2006, Patiruma (波照間) , salmo fishing association SFA002.
2008, Houri(祝子), salmo fishing association SFA003.
2010, Asami(朝見), jvtlandt JVT0004.
*duo
2006, La Drache(白雨), Improvised Music from Japan IMJ-528. with Michel Doneda
2007, Winter 2007, CD-R. with TAMARU
*group
2007, Signal to Noise Vol.2, For 4 Ears CD 1864. with Tomas Korber, Christian Weber
2007, Signal to Noise Vol.4, For 4 Ears CD 1866. with Jason Kahn, Tomas Korber, Norbert Moslang, Gunter Muller, Christian Weber